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古着の定番Tシャツ「ヘインズ」とは?老舗アンダーウェアブランドの魅力について解説
日本でも3枚パックでお馴染みの「Hanes(ヘインズ)」。
古着屋でもヘインズのタグはよく見かけると思いますが、そもそもヘインズがどういうブランドなのかまで知っている人はそれほど多くありません。
そこで、この記事では古着界隈でも人気のブランド「ヘインズ」について詳しく解説します。
ヘインズとは?
ヘインズは、創業者のプレザント・ヘンダーソン・ヘインズと弟のジョン・ウェスレイにより、1901年にアメリカで立ち上げられた老舗のアンダーウェアブランドです。
元はメンズ向けのアンダーウェアを作るメーカーとして生まれ、1913年にワンピースタイプのアンダーウェア「ユニオンスーツ」がヒットしたことにより広く認知されるようになりました。
そして、後のブリーフの原型となるニット素材の下着「スポーツ」を作り、カラー展開も豊富に取り揃えたことでさらに人気を獲得しました。
「パックTシャツ」で不動の地位を獲得
1947年には、多くの人に快適な毎日を過ごしてほしいという思いから、複数のTシャツを低価格で販売する「パックTシャツ」を提供開始。
パックTシャツはヘインズの定番商品となり、商品自体のクオリティーの高さも評判を呼び、アンダーウェアメーカーとして確固たる地位を築きました。
ヒッピー文化で愛された「BEEFY-T」
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出典:VINTY
1970年代に入ると、プリントTシャツ用のボディ「BEEFY-T」が販売され、ヒッピー文化のプリントTシャツ用の素材として人気を博しました。
このBEEFY-Tは、現在でも定番のTシャツとして世界中で愛されています。
ヘインズが古着で人気の3つの理由
アメカジの定番アイテム
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出典:VINTY
アメリカでシェアを広げてきたブランドなだけに、アメカジシーンに置けるヘインズの貢献度は非常に高いと言えるでしょう。
多くのプリントTシャツにヘインズのボディが使われており、知らずにヘインズを着用していた、ということも少なくありません。
耐久性が高く着心地が良い
ヘインズのヘビーウェイトTシャツは耐久性の高さも魅力。
古着でも状態の良いアイテムが多数あり、着心地の良さも相まって人気を集めています。
スウェットも人気
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出典:VINTY
ヘインズはTシャツだけではなくスウェットも注目すべきアイテムとして挙げられます。
スウェットの王様として知られる「Champion(チャンピオン)」の母体ということもあり、そのクオリティーは高く、使い勝手のよいシンプルなデザインも人気を集めています。
まとめ
ヘインズは古着のアメカジスタイルになくてはならないブランドです。
オンラインでヘインズのアイテムを探すなら、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人
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サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。