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スカジャンとは?スタジャンとの違いについて解説

古着ガイド

近頃人気が高まっているアウターの一つにスカジャンが挙げられます。

ツヤ感のあるサテン生地にド派手な刺繍が施されたスカジャンは、

・不良が着るもの

・おじさんっぽい

一昔前はこのように思われがちで、あまり気軽に着られるものとは言えませんでした。

しかし、近年の90年代リバイバルブームによって、個性的かつおしゃれなアウターとして注目されるようになりました。

この記事では、そんなスカジャンの基本情報と混同されがちなスタジャンとの違いについて解説します。

スカジャンとは?日本のお土産がファッションアイテムになった理由

スカジャンは、前述の通り派手めな刺繍とサテン生地が特徴のショート着丈ブルゾンのことを指します。

もとはアメリカ軍の軍人が日本らしさを感じるものをお土産として購入していくことに目をつけて作られた、お土産用のアイテムという立ち位置でした。

アメリカで好まれているベースボールジャケット風のボディに、和風の刺繍を施したところ人気を集め始め、米軍基地にも納入されるように。

そして、日本の神奈川県横須賀で一般販売されるようになり、以降は横須賀のジャンパーという意味で「スカジャン」と呼ばれるようになりました。

尚、アメリカではスカジャンではなく「スーベニア(お土産)ジャケット」と呼ばれています。

スカジャンとスタジャンの違いとは

スカジャンはこれまで述べてきた通り、日本生まれのファッションアイテムです。

このスカジャンと混同されがちなアイテムとして「スタジャン」が挙げられます。

スタジャンも古着で人気のアイテムで、名前も似ていますがスカジャンとは明確に異なります。

スタジャンはスタジアムジャンパーが略された名前で、もともとはアメリカのベースボールをはじめとしたスポーツの防寒着として使われていたもののことを指します。

はじめは選手が着る物でしたがファンも着用するようになってからファッションアイテムとして用いられるようになりました。

スカジャンとスタジャンは生地や柄が大きく異なります。

スカジャンはサテン生地で薄手に作られており防寒性はそれほどありません。

一方、スタジャンは防寒性を高めるために厚いメルトン生地を使用しており、袖はレザーで仕上げているものがほとんどです。

そのため、スカジャンは軽い羽織もの、スタジャンは秋冬の本気のアウターとして使われてます。

まとめ

スカジャンは日本生まれながらアメリカ古着でも人気のアイテムです。

柄も多岐に渡りますし、ブランドを気にせず気に入ったものを購入して、思い思いのコーデを楽しむのがおすすめ。

古着のスカジャンが気になるという人は、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。

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