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古着で人気のラングラーとは?3大ジーンズブランドの一角について解説

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Wrangler(ラングラー)と言えばLevisやLeeと並んで語られる、世界中で愛されるジーンズブランドです。

ブーツカットジーンズが最注目される昨今、ラングラーの需要が高まっていることでも知られています。

しかし、ラングラーが実際どんなブランドなのか、どのシリーズが人気なのか知らない人も少なくありません。

そこで、この記事ではラングラーの基礎知識と人気のシリーズを紹介します。

ラングラーとは?カウボーイ向けからはじまったカジュアルの定番ジーンズ

ラングラーは1947年に、アメリカのワークウェアメーカーとして知られるブルーベル社から発売されたジーンズブランドで、作業着としてしか見られていなかったジーンズをカウボーイ向けのアイテムとして製造したのが始まりです。

ブランド開始の際、ハリウッドの衣装を担当していたデザイナーのロデオ・ベンを登用したのは有名な話で、カジュアル分野に踏み込むための並々ならぬ覚悟が見て取れます。

その耐久性・履き心地・ファッション性のどれもがロデオ・カウボーイ達から圧倒的な支持を集め、ウェスタン分野で並ぶもののないブランドとして認知されるようになりました。

アメカジ全盛の2000年代にはおしゃれなジーンズとして流行しましたが、ファッションが多様化されていくにつれて下火に。

2022年頃からアメカジが改めて注目され始め、裾広がりのブーツカットジーンズを履く人が増えてくると、ラングラーが再注目され始めました。

ラングラーの人気シリーズ3選

ラングラーはカウボーイ向けのジーンズとして誕生しました。

ラングラーと言えばブーツカットシルエットが有名ですが、それ以外にもおしゃれなシリーズがあるのは、意外に知られていません。

ここでは、ラングラーの人気シリーズについて解説します。

11MW / 11MWZ

ラングラーのジーンズと言えば「11MWZ」が古着界隈で特に人気のあるシリーズです。

原型となる「11MW」は、前述のロデオ・ベンが関わって、はじめて作られたアイテムです。

当時の11MWはフロントの開閉にボタンを使用するボタンフライが用いられていましたが、ラングラージーンズの定番となるジッパーを用いたジッパーフライに変更され、シリーズ名もジッパーのZをつけた「11MWZ」に変えられました。

1950年代から1964年の間に作られた11MW/11MWZはヴィンテージとして高値で取り引きされています。

13MWZ

11MWZの後継で、ラングラーの定番モデルとして知られるのが「13MWZ」です。

ブランドアイコンとして語られる7-ICONSを実装したアイテムで、シルエットはストレートで作られています。

PRCA(全米プロ・ロデオカウボーイ協会)がラングラーの製品に注目し、1975年にはこの13MWZを公認アイテムとして認定し、カウボーイファッションのなかでも不動の地位を獲得しました。

12MWZ

ラングラーの定番の一つで、ブランド初のスリムストレートシルエットで作られたジーンズが「12MWZ」です。

通常のジーンズは補強するためにリベットを打ちますが、補強縫製のバータックが用いられているのも、このシリーズの特徴です。

まとめ

ラングラーは個性派ぞろいの古着ユーザーにぴったりのジーンズが目白押しです。

ブーツカットシルエットからリラックスフィットまで、さまざまな種類が発売されているので、古着が気になる人はVINTYでぜひチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。

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