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Leeとは?古着で人気のデニム三大ブランドの一角について詳しく解説

ブランド

デニム好きでもそうでなくても「Lee(リー)」というブランドの名前を一度は聞いたことがあることでしょう。

Levi's(リーバイス)やWrangler(ラングラー)と並ぶ、三大デニムブランドの一角として広く知られていますが、日本ではほかの2つのブランドに比べて認知度は高いとは言えません。

古着初心者の人のなかでも気になっているという人もいると思いますが、ブランドの詳しい情報については良く知らないというケースも多いでしょう。

そこで、この記事ではLeeのブランドの成り立ちから人気の理由まで詳しく解説します。

Leeとは?

Leeの始まりは意外なことにアパレルではなく、食品の卸売り業者としてスタートしました。

創業者のヘンリー・デイヴィット・リーによって、アメリカ・カンザス州でH.D.リー・マーカンタイル・カンパニーが立ち上げられ、食品の後に雑貨や服飾品も取り扱うようになりました。

しかし、他社製品を取り扱っていても納品の遅れが何度もあったことから1911年には自社で衣料品を生産して販売するように。

そこから、ユニオンオールやダンガリーズ、101や101Jなどのヒット作を続々と世に出し、現在では三大デニムブランドと呼ばれるまでに成長しました。

現在、日本で発売されているLeeのアイテムは、ジーンズ最大手でも知られるエドウィンが手掛けています。

Leeが人気を集める3つの理由

色落ち感が独特

Leeのデニムは、一般的なデニムとは少し違う独特な色落ちが大きな魅力です。

通常のデニムの生地は右綾織りで作られていますが、Leeのデニムは左綾織りの「ジェルトデニム」で作られています。

その織り方の違いにより、色がキレイに縦落ちするようになっています。

それが、ほかのデニムと違う個性を持ったアイテムが欲しい、こだわりの強い古着ユーザーから人気を獲得している理由と言えます。

映画でも使われている

Leeのデニムは、映画「理由なき反抗」という名作映画で、当時の人気俳優だったジェームス・ディーンが着用したことでも人気が高まりました。

そこで人気を獲得したのが人気モデルの「101」で、このモデルは世界で初めてジッパーフライを採用したことでも有名です。

生地が柔らかく着心地がいい

Leeのデニムは比較的柔らかく着心地がいいのも魅力と言えるでしょう。

通常、デニムはワークウェアに使われていただけに頑丈なのが大きな特徴として挙げられます。

しかしその反面、生地にごわつきがあり着心地はあまり良いとは言えません。

対して、Leeのデニムは履き心地がよく体に良くなじむので、着心地の良さで選ぶならLeeのアイテムがおすすめです。

まとめ

Leeのデニムは着心地も良く個性的な色落ち感も魅力のアイテムです。

リーバイスやラングラーとは違った個性を得たいなら、ぜひLeeのアイテムをチェックしてみてくださいね。

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。