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バーバリーとは?古着でも人気の世界的ブランドについていまさら聞けない基本情報を紹介

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バーバリー(Burberry)といえば、世界中で愛されるラグジュアリーブランドとして知られています。

長い歴史の中で積み重ねてきた確かな技術力と、トラディショナルながらも使い勝手の良いデザイン性が、多くの人を虜にしてきました。

古着でも非常に人気で、ヨーロッパ古着が好きな人にはたまらないブランドでもあります。

誰もが知るブランドと言っても過言ではないバーバリーですが、実際はどんなブランドなのか、どんな歴史がありなぜ人気なのかなどの詳細まではよくわからないという人も少なくありません。

そこでこの記事では、いまさら聞けないバーバリーの基本情報と人気の理由について解説します。

バーバリーとは?

バーバリーは、1856年にイギリスで立ち上げられたブランドです。

創業者のトーマス・バーバリーが洋服店を開いたのが始まりで、品質にこだわっていくうちに事業規模を拡大。

そして、農民が汚れから身を守るためにきていた服から着想を得て、耐久性と防水性に優れた機能性素材のギャバジンを1879年に開発したことからブランドの快進撃が始まります。

ブランドのアイコン「トレンチコート」の誕生

ボーア戦争時に士官用として、トレンチコートの前身となるタイロッケンコートを製作。

時は流れて第一次世界大戦の際、塹壕での戦闘を想定した服を軍から依頼されたバーバリーは、タイロッケンコートを改良して、トレンチ(塹壕)コートを作り上げました。

トレンチコートはイギリス陸軍で正式に採用され、軍へ膨大な量を納品しました。

終戦後も、世界で初めて南極点に到達した冒険家のロムール・アムンセンが着用するなど、その機能性に惚れ込んだ人たちが着ていたことで、イギリス全土で人気を集める結果に。

そして、コート・ジャケット部門において、当時の国王ジョージ5世より王室御用達を授かり、その立場を確固たるものにしました。

バーバリーチェックが生まれ、世界に躍進

バーバリーと言えば「バーバリーチェック」が有名です。

このチェック柄、実はもともとコートの裏地に使用する生地の柄でした。

この柄はカントリータータンというチェック柄をアレンジしたもので、公募のなかから選ばれて、正式にブランドのオリジナルチェックとして扱われるようになりました。

その後、傘やマフラー、ストールなどの小物にバーバリーチェックを使いはじめてブームとなり、現在ではバーバリーの象徴になりました。

バーバリーが人気を集める理由

ラグジュアリーストリートのテイストをいち早く導入

バーバリーはデザイナーが度々替わっていますが、その中でもジバンシィ(GIVENCHY)のデザイナーだったリカルド・ティッシが就任してからバーバリーの人気は加速しました。

それまではイギリスの伝統的なブランドという立ち位置だったバーバリーに、ストリートカジュアルとラグジュアリーファッションを融合させたラグジュアリーストリートというジャンルのテイストを導入

紳士向けだった客層を幅広い層への訴求に切り替えて、ブランドの知名度が爆発的に広がることになりました。

多くのセレブが着用している

世界のセレブがバーバリーを着用しはじめたのもブランド人気を底上げしました。

多くの有名人が着用しているのを見て、バーバリーをファッションに取り入れるのがおしゃれ好きの間で広まり、現在の世界的人気に繋がります。

日本独自のラインを展開して支持が拡大

現在日本でマッキントッシュ・ロンドンを展開している三陽商会ですが、以前はバーバリーを取り扱っていました。

日本向けのラインとして「BURBERRY BLACK LABEL」と「BLUE LABEL」を作り上げ、日本での知名度を大きく獲得。

現在は契約が解除されてしまっていますが、その時の影響もあって、今でもバーバリーは日本人から熱く支持されています。

まとめ

バーバリーはラグジュアリーストリートブランドの先駆け的存在です。

イギリスの伝統とハイセンスなデザイン性を併せ持ち、多くのファッショニスタを虜にし続けているブランドでもあります。

古着でも根強い人気があるブランドなので、気になるという人は古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。

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