
ユーロミリタリーとは?古着で人気の軍物ジャンルを名作アイテムと一緒に紹介
カジュアルファッションの鉄板ジャンルと言えば「ミリタリー」が挙げられます。
さまざまなブランドから販売されているミリタリーテイストのものはもちろん、古着の軍服も重宝している人は多いと思います
ジャンルを問わずさまざまなスタイルで着まわせるミリタリーウェアですが、ヴィンテージと言えばU.S.ARMYやU.S.NAVYをはじめとした「アメリカ軍のもの」がほとんど。
「皆が持っているし、少々代わり映えがしない」と思っている人も少なくないでしょう。
そんな悩みを持つ人にうってつけなのが「ユーロミリタリー」です。
この記事では、人と違った新しいミリタリージャンルを開拓したい人におすすめのユーロミリタリーについて解説します。
ユーロミリタリーとは?
ユーロミリタリーはその名の通り「ユーロ(ヨーロッパ)」のミリタリーウェアで、フランスやイタリアなどのヨーロッパの軍隊が使用していたミリタリーアイテムを総称した呼び名です。
軍用服ということもあり、アメリカ軍のものとそれほど違いはなさそう、と思う人も多いと思いますが、USのミリタリーウェアとユーロミリタリーには、実は大きな違いがあります。
ユーロミリタリーはデザイン性が高い
アメリカ軍のミリタリーは、ワークウェアに近いカジュアルさと軍用ならではの武骨さが共存した点が魅力的なアイテムです。
一方、ユーロミリタリーは軍用服ながら凝ったデザインのものが多いという特徴を持っています。
有名ブランドもモチーフにしている
ユーロミリタリーは、近頃注目度が上がってはいるものの、実のところアメリカ軍のミリタリーウェアに負けないほど昔から愛されています。
Martin Margiela(マルタンマルジェラ)やbanana republic(バナナリパブリック)などの有名ブランドが、フランス軍のカーゴパンツ「M-47」をサンプリングしているのもそのデザイン性の高さゆえと言えるでしょう。
ユーロミリタリーの鉄板アイテム
M-47

出典:VINTY
フランスで1947年代から採用されたM-47シリーズは、ユーロミリタリーのなかでも特に知られているアイテムです。
フィールドパンツ、フィールドジャケットが共に人気でフィールドパンツは前期モデル、60年代以降の後期モデル2パターン存在します。
M-64

1964年にフランス軍が採用したM-64シリーズも負けず劣らず人気です。
パーカーやパンツがあり、トップスはアメリカ軍のM-51のフランス版と呼ばれています。
グルカパンツ
イギリス軍の傭兵だったグルカ族が使用していたパンツのことをグルカパンツと呼びます。
ワイドなシルエットで今風のコーデに合わせやすいものの、なかなか手に入らず高値で取引されています。
まとめ
アメリカ軍のミリタリーウェア以外のものを探している人に、ユーロミリタリーは最適な選択肢の一つです。
ユーロミリタリーをオンラインで探すなら、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人

サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。