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古着マニアの間で話題のPENDLETON(ペンドルトン)とは?ヴァージンウールシャツのパイオニアについて迫る!

ブランド

ウールシャツのパイオニアとしても知られる「PENDLETON(ペンドルトン)」。

上質なウール素材のシャツはインナーとしてはもちろん、ライトアウターとしても活躍してくれます。

今回は、古着でも人気のペンドルトンの歴史や魅力について迫ります。

PENDLETON(ペンドルトン)とは?

アメリカのウールウェア・ブランケットブランドの老舗

出典:vinty

ペンドルトンは、1909年、英国人の織物職人トーマス・ケイ氏がアメリカで創業したブランドです。

現在ではウールシャツがイメージの強いブランドですが、元々はヴァージンウールを使用した上質なブランケットを生産していました。また、ネイティブ・アメリカンの伝統的なパターンであるネイティブ柄のアイテムが人気のブランド。

ネイティブ柄=ペンドルトン

ネイティブ柄のブランケットからスタートし、現在ではジャケットやカーディガン、シャツなどのウェアまで展開しています。

大胆なネイティブ柄をあしらった「ブランケットジャケット」はアメカジファンに人気のアイテム。

ペンドルトンのヴィンテージブランケットジャケットは古着コレクター垂涎の逸品でかなりの金額で取り引きされています。

軍お墨付きブランド

また、第一次世界大戦中には、その品質の高さゆえに、陸軍や海軍に数千枚の毛布を納入していたそうです。

軍お墨付きのアイテムを生産していたペンドルトンは当時アメリカ一のウールブランドだったといえるでしょう。

1924年ヴァージンウールシャツ発売

ペンドルトンのアイコニックアイテムであるウールシャツの発売が開始されたのは1924年。

ウールシャツ自体はペンドルトンが開発したアイテムではなく、元々あったアイテムでした。

しかし、当時のウールシャツは、防寒や保護目的のワークウェア。つまり作業着です。そのため、色も単調でファッショナブルなアイテムではありませんでした。

ファッションアイテムとしてのウールシャツの可能性を見出した、トーマス・ケイ氏は、カラフルでファッショナブルな柄のウールシャツを発表しました。

トーマス・ケイ氏の読みは的中し、ペンドルトンのヴァージンウールシャツは大ヒットを記録。ファッションアイテムとしての地位を獲得しました。

サーフカルチャーを象徴する存在に

1960年代には、「ザ・ビーチ・ボーイズ」がレコードジャケットなどで頻繁にヴァージンウールシャツを着用したことで、さらに人気が加速。アメリカ西海岸のサーフカルチャーを象徴する存在となります。90年代以降はアメカジスタイルには欠かせないアイテムとなり、その人気はうなぎ上りです。

ペンドルトンのウールシャツの魅力は?

上質な素材使い

元々、ウールファブリックの生産メーカーとして誕生したペンドルトン。

そのためシャツにも上質なウールが使用されています。ペンドルトンの上質なウール素材は暖かく、吸湿性や通気性にも優れているため、着心地抜群。

また、防臭性が高いのも特徴です。さらに耐久性にも優れているためデイリーユースに最適。

豊富なラインナップ

ロングセラーアイテムのヴァージンウールシャツは、ラインナップはかなり豊富。

ブロックチェックや人気のオンブレチェックはもちろん、無地やオルテガ柄のアイテムもあるので色々と集めたくなります。

洗濯が可能

1960年、洗濯可能なウールを開発したペンドルトン。そのため1960年以降に登場したヴァージンウールシャツは、洗濯が可能です。それにより、コットンシャツのように扱える点も大きなメリットと言えます。

まとめ

色褪せることのない永遠のスタンダードアイテムであるペンドルトンのヴァージンウールシャツ。現行でも生産されているアイテムではあるのですが、アメリカ製にこだわるなら古着をチェックするべきです。

近年、アメリカ製のヴァージンウールシャツの価格も高騰しているので、見つけたらすぐにゲットした方がいいかも!

古着のペンドルトンのヴァージンウールシャツをオンラインで探すなら、古着特化SNS×フリマアプリのVINTYでチェックしてみてはいかがでしょうか?

ペンドルトンのヴァージンウールシャツを古着で見る

この記事を書いた人

サイトウマサミ

セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。

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