グローバーオールとは？古着で人気のダッフルコートのトップブランドについて解説

秋冬の定番アウターとして知られるダッフルコート。

古着でも人気があり、寒い時期になると多くの人が古着屋へ探しにいくものです。

そんなダッフルコートを語る上で外せないのが、ダッフルの鉄板ブランド「GLOVERALL（グローバーオール）」。

この記事では、グローバーオールのブランド情報、と人気を集める理由について解説します。

グローバーオールとは？

出典：GLOVERALL

グローバーオールは、創業者のハロルド・モリスとフリーダ・モリスによって1951年にイギリスで立ち上げられた老舗ブランドです。

もともとはグローブやオーバーオールなどを扱っていましたが、第二次世界大戦が終了して使わなくなった払下げ品のダッフルコートを英国国防省から委託されて引き取ったのが、同ブランドがダッフルコートを取り扱うようになった原点とされています。

その後は自社でダッフルコートを生産して販売するようになり、それがイギリスで人気を集めはじめ、いずれダッフルコートのトップブランドとして認知されるようになりました。

ダッフルコートを世に広めた功労者

ダッフルコートが軍からの払下げ品だったということからわかる通り、本来、ダッフルコートは軍用服として扱われていたアイテムです。

防寒着としての役割しか求められておらず、ファッションとは無縁の存在でもありましたが、グローバーオールの手に渡ったことからその価値は一変。

グローバーオールはダッフルコートを作る際、素材を高品質なものにし、イギリスの職人の技術を注ぎ込んでファッションアイテムとして世に打ち出しました。

結果として、ブリティッシュクラシックスタイルの定番となり、ヨーロッパを飛び越えてアメリカでもアイビールックに使用するアウターとして爆発的に人気となりました。

グローバーオールの人気モデル

モンティ

出典：GLOVERALL オリジナル モンティ ダッフル コート チャコール

グローバーオールのダッフルコートの代表作として挙げられるのが「モンティ」です。

モンティには裏地がなく、トグルボタンは木製でポケットにフラップがないという、軍用品だった面影を残した無駄のない作りになっているのが特徴。

丈はそれほど長くなく軽い雰囲気はありながらも防寒性に優れていて、シーンを選ばずに使えるのが魅力です。

512

グローバーオールのダッフルコートといえば、裏地のチェック柄。

人気シリーズ「512」は、チェック柄の裏地があしらわれた、最もグローバーオールらしい定番のモデルです。

水牛トグルとレザーループが使われているのも魅力的なポイント。

キングストン

View this post on Instagram

A post shared by THE ENTRANCE (@the_entrance_2f)

グローバーオールのダッフルコートの中でも最上級に位置するのが「キングストン」。

ウール100%で作られた高品質なアイテムで、デザインも落ち着きがあり大人にこそ着て欲しい魅力的なダッフルコートと言えます。

まとめ

グローバーオールはダッフルコートの歴史を作り上げたブランドといっても過言ではありません。

ダッフルは子供っぽいかも？と思っている大人にこそ着て欲しいグローバーオールのダッフルコート、ぜひチェックしてくださいね！