古着好きにおすすめのカーハートとは?ブランドの歴史と人気の理由を解説
ストリートファッションといえばこれ!と言われるほどに知名度の高い、カーハートのアイテム。
着まわしやすく、キャップやTシャツ、パーカーなど、1つ使うだけでもおしゃれになると評判です。
しかし、
- カーハートってどこのブランド?
- なぜ人気なのかわからない。
このように疑問を持つ人も多いのではないでしょうか?
そこで、この記事ではカーハートの歴史や魅力について解説します。
カーハートとは?人気ストリートブランドについて解説
ファッション感度の高い人やストリートファッションが好きな人が、コーデに多く取り入れているカーハート。
特徴的なロゴが付いたキャップやカバーオールなど、人気を集めるアイテムが多数存在するブランドですが、その成り立ちについては意外と知られていないもの。
そこで、ストリートファッションで欠かせないブランドのカーハートについて、簡単に解説します。
始まりはオーバーオール|ワークウェアメーカーからファッションブランドに進化
カーハートは、衣料品の卸売りをしていたハミルトン・カーハートが、アメリカ・デトロイトで1884年に卸売業者として設立し、1889年に社名を変えてワークウェア製造業に進出したのが始まりです。
始めはデニムと耐久性の高いダック地を用いてオーバーオールを作製。
最初は上手くいかなかったものの、さまざまなアップデートを繰り返し、1900年代に入るとワークウェアブランドとして確固たる地位を確立しました。
1966年には現在でも使われているカーハートのロゴ、通称「Cロゴ」が誕生し、1970年代に入るとワーカー向けの服以外に、カジュアルファッションも取り扱い始めます。
そして、HIPHOP業界で着用者が増え、1990年代にはストリートファッション界隈で定番とまで言われるほどに浸透していきました。
現在は、アメリカのみならず世界中で人気を集め、日本でも多くの人がコーデに取り入れています。
古着でカーハートが人気を集める3つの理由
カーハートは通常のアイテムだけではなく、古着でも人気があるブランドです。
カーハートの古着はなぜ人気なのか、その理由について紹介します。
デザインがシンプルで飽きない
カーハートのアイテムの魅力として1番に挙げられるのが、デザインのシンプルさです。
おしゃれなロゴが入っている以外は極めてシンプルなデザインで作られており、どんなコーデにも着まわせる万能性を持っています。
古着でもその利点は損なわれず、経年劣化による古着特有の風合いも相まって、より魅力的に変わっている場合も少なくありません。
耐久性が高く古着でもくたびれない
もとがワークウェアということもあり、耐久性の高さは特筆すべきものがあります。
代表作として知られるペインターパンツやカバーオールなど、ダック地やデニムで作られたアイテムは古着になってもくたびれにくく、長く使えるためおすすめです。
ヴィンテージも人気
カーハートは長い歴史を持つブランドです。
年代が進むにつれてロゴが変わったり、細かなデザインが変わったりと、商品も色々な遍歴を辿ってきました。
ヴィンテージを集めるコレクターもいるなど、古着でも価値が高いブランドとして知られています。
まとめ
カーハートは古着になっても色褪せず、長く着用できるブランドです。
ストリートウェアとしても抜群に合いますが、スポーツミックススタイルをはじめとした、さまざまなカジュアルコーデに合わせやすいので、ぜひVINTYでチェックしてみてくださいね!
この記事を書いた人
サイトウマサミ
セレクトショップやブランド直営店の店長経験があり、その経験を活かしてファッション系ライターとして活動を開始。現在はジャンル問わずさまざまな記事を執筆するwebライターとして活動中。